止まる。見せる。確認する。
生活道路&細街路の信号の無い交差点
止まる。見せる。確認する。意識と行動で事故を防ぐ
令和8年9月(2026年)より生活道路の法定速度が見直しされます。
「譲る 生活道路&細街路走行」に続いて、生活道路&細街路交差点に多くみられます【信号機のない交差点】の通行方法について、企業の事故事例を基に考えてみます。
▌信号機のない交差点の事故発生状況
平成29年路形状別人身事故発生件数割・ 道路形状別では、
交差点で約54%、単路で約41%となっており、その割合は前年とほぼ同じです。(三井住友海上保険の自動車事故データより)
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グラフ2は、
歩行者や自転車は、どのような交差点で事故に遭っているのか?歩行者や自転車が事故に遭った交差点の車道の幅と速度規制を調べた。その結果、車道の幅が13メートル未満の小、中規模、かつ速度規制が30キロまたは40キロ以下の交差点で事故が集中していた。道幅が13メートル以上の大きい交差点よりも、小、中規模の交差点でより注意が必要だということがデータからうかがえる。(朝日新聞【分析編】みえない交差点 より)
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車道の幅は当事者の進入道路の組み合わせ。十字路だけでなく、丁字路や5本以上の道路が集まる交差点も含む。速度規制の「なし」は、速度規制がされていない場合と、事故当事者の車両の最高速度が指定されていない場合をいう。
▌生活道路・細街路交差点の通行する際のドライバーとして知っておくべきこと
●生活道路・細街路交差点の通行方法 (優先順位)
Q信号機がなく明確に優先関係が決まっていない十字路交差点での
優先順位を知っていますか?
A 直進▶左折▶右折(道路交通法36条1項)となります。
左側から交差点に進入する車両が優先(左方優先)
直進車や左折車は右折車よりも優先
●カーブミラー
カーブミラーは、あくまでも安全確認のための補助用具であることと、“ 鏡 ” だということを教えてください。
Qカーブミラには3つの盲点があることを知っていますか?
A盲点その① 逆転現象
盲点その② 遠くに見える
盲点その③ カーブミラーには死角がある。
があり、このことを理解していないと交差点通過時の判断に迷い
がでます。
●生活道路、細街路では「道路幅の錯覚」が発生することを知っていますか?
出合い頭事故を起こす要因に
①標識等の見落とし、無視 ②認知ミス(誤認識) ③思い込みがあります。
特に、②認知ミス(誤認識) ③思い込み に繋がるのが「道路幅の錯覚」です。
「道路幅の錯覚」は、自分の進む道路は広く見え、交差道路は狭く見える現象で、市街地や細街路等多くの交差点で見かけます。
▼イタルダNo69の内容を読むと、出会い頭事故の約7割(165,469件)は信号機の設置されていない交差点(交差点付近を含む)で発生しています。
細街路交差点
狭い交差点を右左折や切返し時でバックする際は、運転車両の車両特性等(車両前左右角のはみ出し距離、左右後輪タイヤの巻込み距離、左右後部角のはみ出し(尻振り)距離)を考えて行動する必要があります。
▼生活道路交差点等信号なし交差点での事故内容
●交差点を右折し、狭い路地へ進入したが、前進が困難と判断してバックで出ようとして電柱の管理用足掛けボルトを見落として車両右側面前が接触(左方バック時、右側面前がオバーハングにより電柱のボルトに接触)
●納品のため後退していたところハンドルを切りすぎ左後ろがブロック塀に当たりそうになった為慌てて元に戻したところ左側のブロック塀にバックミラーが接触した(バック時、オバーハングでミラーが壁)
●配達先に向かう為、道幅が狭い道を右折時、民家の屋根に当方車両の側面後方部が接触し、屋根を破損させた(右折時、リアーオバハングで屋根に接触)
●配達完了後、私道から市道へ左折する際に、トラックの左側ボディ角部分が、左側に流れている小さな川の私道側の柵の端に接触した(左折時、内輪差により柵を巻込み)
●配達途上の路地を左折する為ハンドル切りながら進行した際、ガ-ドレ-ルと車両左後輪付近を接触させた(左折時、内輪差によるガトーレール巻込み)
信号のない交差点
●支店に向かう途中道を間違え、急角度の屈曲を右折せざるを得なくなり、結果車両右側部を電柱のボルトに接触させた。(右折時、内輪差により電柱のボルトを巻込み)
●陸橋側道走行中に陸橋トンネルから自転車が飛び出てきた為、ブレーキを踏んだが、間に合わず自転車の前輪に接触した。(出会い頭、自転車)
●サイドブレーキ甘引き・ギヤはニュートラルで降車、雨足が強く輪止を怠り、荷台のシャッターを開けた際当該車両が自走。1m先の外壁に左ミラーが接触し停止する(駐停車時の措置、車止め忘れ)
●わき道より本線に左折する際、前方確認不足で停車していた前の車両に追突した(追突、前方確認不足)
●前方3台目の車両が急左折を行った事により、前方走行車両が急ブレーキを踏み、同じくブレーキを踏んだ。急停止できず前方車両のリアバンパーに追突した。(追突、前車との車間距離狭い)
●坂道発進の際、クラッチ操作に失敗し車両が後退。後方で停車していた乗用車に後突した(発進時、クラッチ操作ミス、後方車両に後突)
●路地から本線に出る際、前車が一旦停止後、前進したため、前車がそのまま合流したと思い込み、トラックを前進させたが、前車の多段階停止に気付くのが遅れて追突した。(発進時追突、思い込み、車間距離狭い)
▌支援チーム
トラックの生活道路交差点の事故内容を見てみると、出会い頭事故は1件しかないが、狭い交差点での右左折やバックする際、運転車両の車両特性等により事故を起こしています。
事故内容は、車両前左右角のはみ出し距離、左右後輪タイヤの巻込み距離、左右後部角のはみ出し(尻振り)距離等による事故です。
また、信号のない交差点では前車との追従距離が狭いことによる追突事故が3件発生しています。
ので、
下記、支援動画を参考に指導してください。
参考動画
生活道路での駐車車両の側方通過に際して SDAS安全運転管理支援チーム動画 ▶
細街路交差点
●自車は住宅街のT字路先のゴミ収集場へゴミを出そうと直進中、カーブミラーが設置されているが角度が悪く先を見通せない為、自車の鼻先を徐行、停止を2,3回繰り返し徐々に交差点に進入した。そこへ、直進してきた車両と衝突した。(出会い頭、見せる停止が必要)
●帰宅途中、発生場所T字路の手前を直進する際にハンドル操作を誤り、道路左側のガードレールに接触した。(直進時、速度出しすぎ)
信号なし交差点
▼出会い頭事故
●〇〇に向かう為、〇〇の交差点を直進した所で道に迷った事に気づき、〇号線に出ようと思い南下、一旦停止の交差点に差し掛かり一旦停止後、前進すると自分の思っていたより前進してしまい右から来た相手車両と接触した。(出会い頭、止まる停止、見せる停止(見せる停止は、車両先端を交差点に出さない)、みる停止を意識)
●路地から信号の無い交差点を横切ろうと、左右の確認をしたつもりで発進した為、左側から走行してきた相手車両(軽トラック)に気づかず、トラックの荷台右後方にぶつけた。(出会い頭、止まる停止、見せる停止(見せる停止は、車両先端を交差点に出さない)、みる停止を意識)
●本人は友人を送っている最中、信号の無い交差点に進入する際、一時停止を見逃し、また相手車両に気づかず、相手車両の左後方部に接触した。(出会い頭、一時停止無視)
●自宅から〇〇店へ向かう途中、一時停止の交差点を直進しようとした際に、確認が不十分だったため、右側から走行して来た優先車両に衝突した。(出会い頭、止まる停止・見せる停止・みる停止を意識と行動)
●子供を塾に送迎するため、信号のない交差点を東から西へ走行中、交差点手前で一時停止後、交差点内へ進入したが、北から南へ走行してくるタクシーに気づかず接触した。(出会い頭、止まる停止・見せる停止・みる停止を意識と行動)
信号なし交差点
▲生活道路交差点の通行方法
~カーブミラーがあれば構える動作
●私用で、〇〇付近の道路を東から西に向けて走行していたところ、交差道路から自転車が出てきて停止するのが間に合わず、ハンドルを切って避けたが、接触してしまった。(出会い頭、止まる停止・見せる停止・みる停止の意識と行動が必要)
●信号機のない交差点で一時停止ラインで停止し、交差点入口で再度停止し右からの車両が無いことを確認し左折を開始した所、横断歩道を歩行中の歩行者に気づきブレーキを踏んだが間に合わず接触した。
(出会い頭、左折時横断歩道があれば一時する意識と行動が必要)
▼左折時
●帰社する際に、側道から県道〇〇号線に左折で出ようとした所、縁石の存在に気づかず、縁石上部に車の助手席下部(サイドシル)を接触させた。(左折時、内輪差、確認不足)
●信号機のない交差点で一時停止ラインで停止し、交差点入口で再度停止し右からの車両が無いことを確認し左折を開始した所、横断歩道を歩行中の歩行者に気づきブレーキを踏んだが間に合わず接触した。
(左折時、横断歩道があれば一時する意識と行動が必要)
●帰宅時、国道〇〇号線T字路から左折した際に右車線から左車線に進路変更してきた相手車両と接触した。(出会い頭(左折時)、止まる停止・見せる停止・みる停止を意識と行動が必要)
▼追突
●連絡の為、国道〇〇号線を前方車両について走行していた。前方車両の前の車両が右折する為停止。前方車両も続いて停止したが、その停止に気づくのが遅れ追突した。(追突、前車の動静不注視、車間距離が狭い)
▌支援チームより
乗用車の生活道路交差点の事故(12件)内容を見てみると、出会い頭事故は8件となっており生活道路・細街路交差点の事故の約60%と多発事故です。
この要因は、トライバー自身が、自身の眼で確認しようとする行動にあります。
下の写真を見てください。講習車のプリウスの場合、運転席から車先端まで2.3mあります。
運転席に座って交差点の左右の安全確認行う場合、自身の眼で確認しようとすれば、1m~1.5mぐらい交差点に進入します。 もし、あなたが左右道路から進行している場合、驚きませんか?
そのためにも、一時停止線があれば、停止線で「止まる停止」をした後、「見せる停止」を実践してください。そうすれば【カーブミラーの三つの盲点】も補えます。(①逆転現象、②遠くに見える、③カーブミラーの死角)
そして、最後に「見る停止・確認する停止」を行ってください。
生活道路での狭い交差点を直進や右左折をする場合、必ず「止まる停止」「見せる停止」「見る停止」を実践してください。
▶「止まる停止」「見せる停止」「見る停止」の意識と行動で出会い頭事故は減少します。
下記、写真と支援動画を参考に指導してください。
細街路交差点
●細街路道路の三叉路交差点を通行する際、右側から進行してきた車のライトに気をとられ左に寄りすぎたのに気がつかず団地入口のガードレールに衝突(直進時、脇見、止まる停止・見せる停止・みる停止の意識と行動が必要)
●細街路交差点を左折する際、左側家屋の縁石に乗り上げ左側ラジエターを損傷させた。(左折時、左方不注視による内輪差、縁石乗り上げ)
●狭い三叉路交差点を通過する際、交差点右寄りに同方向に合図を出さず停止している軽四がいたが、対向から左折の普通車が左折した直後、停車軽四の左側を側方通過直後に停車軽四が左に寄りながら前進してきて当車の右側方後部分に衝突してきたもの。
(側方通過時、通過時停車車両への合図が必要、停車車両)
●細い道の急な下り坂で、交差点手前対向車線でタクシーが駐車中、ギリギリすれ違い可能と判断し徐行前進したが左の標識の支柱に左前部が衝突し左前照灯カバーを破損(側方通過時、感覚だけでの進行したもので停止確認が必要)
●ハザードランプを点灯しながら後退した所、左から進行して来た車と接触(相手が気付いて停止してくれるものと安易に考えていた)(バック時、だろう運転、停止する意識が必要)
信号のない交差点
●信号のない交差点を直進中、左側から一時停止をせずに飛び出してきた車と出会い頭に衝突 (出会い頭、止まる停止・見せる停止・みる停止を意識と行動が必要)
●踏切から交差点に進入したところ左側から来た乗用車が当車左助手席ドア付近に衝突したもの(出会い頭、踏切通過後であるが、みる徐行か停止は必要)
●信号のない交差点を通過する際、一時停止・安全確認のないまま10Km/hで進入したところ右から左に向け自転車の親子が進入し出会い頭に衝突したもの(出会い頭、止まる停止・見せる停止・みる停止を意識と行動が必要)
●信号のない交差点を左折する際、左後方の安全確認を怠ったため左後方からの単車と衝突(左折巻き込み、早めの合図と左の安全確認・左側端への寄せを実践する意識が必要)
●三叉路交差点を左折するため前車に続いて一時停止したが、右を確認し前車が少し前進したので前進するものと思い右を確認したまま発進し追突したもの(発進追突、脇見、車間距離)
●相手方の止まって車の後方ハッチバックが開いているのに気が付かずに対向車が来た為、約10km/hの速度で左へ避ける際に接触してしまいました。(離合時、左側端間隔と停止する意識が必要)
●お客様の所に料理を届ける際、発生場所の狭い三叉路においてバックでお客様の所へ進入しょうとしたところ、左側に駐車していた車の右側面に当車前部左角が衝突した。(バック時、側方通過直前での停止確認が必要)
▌支援チームより
上記の事故内容を見てみると、配達で狭い道路を走行し、またそのままバックするといった業務形態がみられます。その形態すなわちバックする際は、必ず安全確認してからバックする。
これは、バック駐車時の4つのポイントを思い出してください。
❶駐車場所横で停止して確認❷バックする際は安全確認してからバックする❸バックする際は、切り返して真っ直ぐバックする❹停車場所手前では、二段階で停止して安全確認
この行動は、基本行動です。(右の動画を参考にしてください)
●他車との離合に際しては、譲る意識と、【止まる。確認する。やり直す。】意識をもっての行動が必要です。
●また、出会い頭事故が多いのは、自身の目で見ようとする意識が先行し、「見せる停止」を忘れているように思います。
「止まる停止」「見せる停止」「見る停止」を意識し実践してみてください。(右の動画を参考にしてください)
意識をもって行動しておれば事故は減少したでしょう。
▲バック駐車の4つのポイント
▲生活道路交差点の通行方法
▼貨物車 (生活道路・細街路走行&同交差点の通行)
生活道路・細街路 通行時
▼側方通過時
・貨物車で狭隘道路を走行中、道路左側の電柱にミラーが接触した
(電柱側方通過時、左ミラー接触、▶車幅感覚、不安に感じたら停止確認必要)
・貨物車で路地を走行している際に、右前方に停車中の相手方車両があり、停車中
車両の左側を走行し追い抜こうとした際に、右側サイドミラーで相手方車両の左側
面を擦ってしまった接触
(側方通過時、右サイドミラー、停車車両の左側面擦る▶車幅感覚・不安に感じた
ら、停止して確認が必要)
・貨物車を運転中、進行方向の左側に樹木をかわすことに気を取られ、前部右角
が右側に停車中の車両と接触
(樹木側方通過時、前部右角、車、まず停止して確認、自身の車幅感覚過信しない)
▼バック、移動(バック)、方向変換(バック)
・貨物車で帰社中に狭道路で対向車走行してきたため、広いスペースまでバック走行
中にトラック荷台部が駐車場精算機の雨避けに接触(雨避けの骨組み部分が曲がる
/精算機付近の自動シャッターの開閉不可)
(バック移動、施設物衝突、バック前の後方確認、真っ直ぐバックが基本なので、
極力バック中ハンドル操作しない、止まる・確認行動が必要)
・貨物車で現場に到着し、交通誘導員に誘導され車両を後退させた際に、左後方
を駐車してあった工事関係車両トラックの運転席のドアに接触。その弾みで相手車
両が左後方の電柱に接触(誘導によるバック、駐車中の車両に衝突)
(4つのポイントを理解しての行動が必要、誘導員を過信しない、自分で確認する)
生活道路・細街路交差点 の通行
(右折)
・貨物車で走行中、狭隘道路の右折時に車両左前方の電柱に気を取られ、車両右側
の注意力が散漫となり内輪差でマンションの金網フェンスに接触し破損させた
(右折時、内輪差巻込み、フェンス)
(自分が運転する車両の内輪差・巻込み距離を知る、右折時右後方の確認)
(方向転換、右折前進)
・貨物車で移動中、一方通行の路地を誤って逆走してしまったため、近隣マンショ
ンの敷地内で方向転換(右方前進)をした際にマンションの花壇に車両の右前部を接触
させてしまった
(運転車両の特性理解する、自車の前部左右角のはみ出し距離を知る(オバーハング)
、前方の死角とアンダーミラノ活用)
信号(無)交差点 の通行
・職場へ戻るため信号のない〇〇交差点を貨物車を右折する際、右前方で横断待ち
停止中の自転車と接触した。
(信号なし交差点では、止まる停止、見せる停止・見る停止が必要)
▼普通自動車
生活道路・細街路交差点
・次の現場に移動中、狭い道路を抜け出すため前方T字路で方向転換を開始した。
車両を後進させた際、車両左後方を境界ブロックにぶつけ損傷させた。
(バック時の4つのポイントの理解と実践が必要)
信号(無)交差点
(左折時}
・信号の無い交差点での左折時に、右側より直進してきた相手方車両に気付かず交差
点に侵入し、相手方車両左側面に接触した
(止まる停止、見せる停止、見る停止の意識と実践)
▼軽四輪
生活道路・細街路&交差点
(側方通過時)
・路地を走行している際に、右前方に停車中の相手方車両があり、停車中車両の左側
を走行し追い抜こうとした際に、右側サイドミラーで相手方車両の左側面を擦って
しまった。(自車の車幅感覚、側方通過前の停止確認が必要)
(交差点右折)
・軽四輪車で走行中、狭隘道路の右折時に車両左前方の電柱に気を取られ、車両右側
の注意力が散漫となり内輪差でマンションの金網フェンスに接触し破損させた
(自車の右左折時の左右前角の最大はみ出し距離と左右後輪の最大巻込み距離をを知る)
・軽四輪で細い路地にて右折しようと左へ膨らみ過ぎた事により一時停止の標識へ
接触した
(自車の右左折時の左右前角の最大はみ出し距離と左右後輪の最大巻込み距離をを知る)
(バック)
・軽自動車にて点検中、調査対象の場所を行き過ぎてしまったため、バックにて切替
して駐車しようとしたところ、軽自動車後方バンパー部分を石垣へ接触してしまっ
た。(生活道路・狭道路、軽四輪、方向変換中(後退)、後部、石垣等、バック前の後方不確認) (バック時の4つのポイントの理解と実践が必要)
生活道路とは
生活道路は、法令上では明確な定義はありませんが(現行、令和8年9月(2026年)施行予定)、国土交通省の統計資料では「車道幅員5.5m未満の道路」を生活道路としています。
現行→60Km(都道府県の公安委員会指定で30km~20km)に指定している。
▼
法定で、センターラインのない道路は、
最高速度が30Kmになる予定です。
細街路とは
道路幅員が4m未満の道路(道路の幅)を指します。(災害発生時の避難経路の確保や住環境向上ため拡幅が必要な道路)建築基準法第42条第2項に基づいて道路とみなされるため、みなし道路や2項道路とも呼ばれます。
バック事故や構内事故もそうですが、自車寸法の把握、車両特性を把握して、不安に感じたら止まることを優先してください。
離合時は、自車を停車させて、譲る意識で行動してください。その際離合しやすい場所を先に見つけて離合するのが最善策です。
◆交通事故防止指導マニュアル~ 基本を見直す原点回帰講習 ~ 動画9本
◆トラック事業者のためのバック事故防止実技講習ノート~ 基本を見直す原点回帰講習 ~動画15本
上記動画は、バック事故防止用ですが、運転の基本となる【運転とは】【車とは】の基礎となる指導項目の動画を掲載しています。