原点回帰講習用
「反応時間測定&停止距離計算」ツール
~運転行動の【「認知」「判断」「操作」】を使っての指導方法~
原点回帰講習用「反応時間測定&停止距離計算」ツールは、「車は急に止まらない」ことを意識してもらうための指導・教養ツールです。
すなわち運転行動の「認知」➤「判断」➤「操作」を行うツールといえます。
原点回帰講習での急制動体験や座学講習時にお使いください。
パソコンやスマホで使えますので、Webページで保存またホーム画面に登録しておけば指導・教養場面ですぐに活用できます。
▼または、
右のQRコ一ドをスマ一卜フオンで読み取る
❶画面下方にある「スタート」を押す
❷信号機に表示される色と同じ色のコントロ一ラ-をタップする(押す)
※表示されてから「1.5秒間何もしない」「間違った」場合はエラ一としてカウントされます。
❷の動作を10回繰り返した後、結果を確認する
※摩擦係数や自動車速度は変更できるため、色々と試すことができます。
█ 特徴 (「認知」➤「判断」➤「操作」の時間が分かる。)
▼ 反応時間測定と停止距離計算が一画面でできる。
● 反応時間測定を10回にして測定時間を短縮
● 反応時間結果に基づいて、
➤ 低速時 5Km/h
➤ 中速時 40Km/h
の両方の空走・制動・停止距離が表示される。
➤摩擦係数、速度の変更ができる。【再計算】可能
● 反応時間を変更して再計算も可能
● 再測定も可能
関連項目
≫ 交通事故対策に悩んだら「原点回帰」の体験型講習を!(交通事故形態に対応する事故原因と指導の考え方) ≫ 追突しないための体験型指導方法①(基礎編 ツール・アプリを使った空走時間体験等) ≫ 運転中の「ながらスマホ」に対する指導方法~ スマホ運転の危険性を認識させる指導方法 ~ new ≫ 交通事故発生報告書の記載例(安全運転指導の一つとして記載させましょう。) |
▼下記冊子にも使用方法の動画があります。また冊子説明ページ内にも動画があります。
❶ 「スタート」ボタンを押す。
❷ 信号機の色と同じボタンを押す。
▌測定は10回です。
測定を10回にしているのは、講習時間の短縮を図るためです。
❸ 結果は、画面❷のとおり
▌速度、5Km/hと40Km/hの
・空走距離・制動距離・停止距離
が上下二段に表示されます。
※表示されてから「1.5秒間何もしない」「間違った」場合はエラ一としてカウントされます。
❷ ▶
❶ ▶
画面❶ QRコード読み取り後の画面
❹ 結果内容を変更できます。
▌摩擦係数…
実施された方の反応時間を基に、下記図のとおりタイヤの良否、路面状態を変更することができます。
選択後、「再計算」ボタンを押す。
▌速度や反応時間の変更
速度また反応時間枠に数値を入力して「再計算」ボタンを押してください。
▌再測定
エラーが多い人は「再測定」ボタンを押して、再測定してください。
判定回数は、講習時間等を考えて10回としております。
右のYouTube動画は、同ツールの使用する際の説明動画です。
画面❷ 実施後の画面
「1.5秒間何もしない」「間違った」場合はエラ一としてカウント
▼反応時間測定と停止距離計算
▼スマホ操作時の反応時間測定と停止距離計算
原点回帰講習用「反応時間測定&停止距離計算」ツールを使っての指導方法は、冒頭で説明しました「車は急に止まらない。」意識付け用として実技講習や座学講習時に使用できます。
それ以外にも、交通事故発生時(追突、出会い頭、バック事故…等)事故報告受理時の機会教養時にも利用できます。
▌指導用画像
右の画像は、結果記入用と測定QRコードの画像です。
画像をコピーして使用してください。
まず、予測欄の5kmと40km欄(赤字枠)に予測停止距離を記入させてから実施してください。
❶ 停止距離の意味を質問する。(認識度調査)
ドライバーが危険だと判断し行動してから車が停止するまでの移動距離
➋ 停止距離には2つの距離があることの質問(認識度調査)
「空走距離」と「制動距離」
・ドライバーが危険だと判断してからブレーキをかけるまでの距離(空走距離)
・ブレーキがきき始めてから停止するまでの時間(制動距離)
➌ 速度5Km/hと40Km/hの停止距離を質問(意識度調査)
速度5Kmと40Kmではどれぐらいの停止距離が必要か?また意識をもって運転しているかを調査するため下記図のように記入させる。
➍「反応時間測定&停止距離計算」ツールを使って検証(計算上の体験)
内容は、右の図のとおり。(クリックで拡大)
❺ 人には不可能なことがあることを指導する。
人には反応時間があり、それが空走距離になって表れる。反応時間をゼロにすることは不可能で、速度が1Km、2Kmであっても停止距離は存在することを指導する。・・・ バック事故、追突事故等・・・「車は急に止まらない。」ことを意識づける。
以上が座学・個別指導・教養内容になります。
独り言
妻に、「反応時間測定&停止距離計算」を試してもらったところ、一言「ふーん… あなたは仕事の関係上で意識しているかもしれないけど、私らそんなこと意識して運転していない。」
…これが現実なんだ。事故を起こしてからでは遅いのに… やはり、実技体験をさせないと意識してもらえないのか… やぶ管
上記「反応時間測定 & 停止距離計算」結果に基づいて実車を使って急制動体験を実施すれば、「車は急に止まらない。」ことが理解できると思います。
上記動画は、冊子「運送事業者のためのバック事故防止実技講習ノート 」~ 基本を見直す原点回帰講習 ~ に掲載されています動画です。~貨物車向けバック事故防止~
原点回帰講習内容は右のボタンをクリック▶
上記動画は、冊子「実車を使った交通事故防止指導マニュアル 」~ 基本を見直す原点回帰講習 ~に掲載されています動画です。~乗用車向けバック事故防止~
▼ 受講者の感想